立春

あっという間に一月が終って、今日は立春!
(ぼやぼやしている間にまた正月の準備をせなあかんようになるわね~って言うのは近所の友人とのバカな会話)
でもそのくらいの勢いで年月が流れる。年取ると早く感じる。
しっかりと生きなくては!!!
(頑張れ尾川!)

昨日で守口市の公民館で行った「坂本龍馬」の講座は無事終了。
幕末の話を2回で話すのはちょっと苦しいものがある。
第1回は私生活が中心で、勝海舟に出会うまでを話し、昨日は歴史を大きく動かす中心にいた龍馬の話をしましたが、背景に細かいしかし重要な事件や出来事がたくさんあって、いちいち説明している時間が無くて、予想は初めからついてはいたけれど、話し足りないで不満。
でも仕方がないか。
(実は同じテーマで川西市では6月に1回で話す予定。渡す資料を増やすしかないですね)

龍馬は武士とはいってもそもそもは高知でも指折りの裕福な商家が郷士の株を得て武士になった家柄の出で、しかも両親が年を取ってからの末っ子で次男。たぶん愛情をたっぷり受けて育ち、上から押さえつけられてかくあるべきと堅苦しい枠に入れられずに子供時代を過ごし、だから人をあまり疑わなくともよい環境にあって、性格が捻じ曲がったところが無かった人だろうと、これは私の想像ですが、思います。
龍馬が「人たらし」で松平春嶽や勝海舟を始め多くの人々から愛されたのは彼自身が人間というものの本質をあまり疑わずに人を愛したからだと思うのです。

愛したと言えば、平井加尾と千葉佐那と楢崎龍。
この女性たち、みんな龍馬が自分を一番愛していると思っていたのではないでしょうかね。
でも「加尾と佐那」と「お龍」とは決定的に違いがあります。
前の二人は、どこに出しても恥ずかしくない立派な、しっかりとした女性です。
龍馬が付いていなくともなんとかなる。
良縁もそのうちあるような二人です(事実加尾はその後良縁に恵まれた)。
ところがお龍は違いました。
医者の娘で、すこぶる美人でお嬢さん育ちとはいえ、父親が獄死してから貧しい暮らしで、女性の仕事のさほど種類の無い当時、母と妹たちの生活のために宿屋の下働きなどして苦労していました。
そうした時に龍馬と知り合い、同情した龍馬は寺田屋へ彼女を預けます。
龍馬にとっては自分がいなくてはいけないと、心配な女。
志のために生死をかけて動いている龍馬にとって前者二人の女性は明日死ぬかもしれない自分と関わるのはかわいそうではなかろうか、とくらい思い、近づくのをセーブしてしまってもおかしくはない。
若く、性と生と死のど真ん中にいた龍馬にはお龍のほうがより近い。
決定的になったのは寺田屋事件で彼を命がけで救ったことなのだろうと思うけれど。

お龍が女性として突拍子も無く面白いところがあったから、そこを龍馬は愛したと言われていて、それはたしかにそういうところが魅力に感じたのでしょうが、当時の龍馬の境遇を考えれば、やっぱり道連れはお龍になったのだろうと私は思います。
まあ、他にも芸者や遊女とこちょこちょあったらしいし、理性とか計算と違うところに男と女はあるものですが…。

さて、来週は一週間お休みで再来週から文学講座「太宰」と「三島」です。
あ~~。そうだ、確定申告がある。めんどくさくて憂鬱です。







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プロフィール

尾川裕子

Author:尾川裕子
大阪女性文芸協会代表
日本文藝家協会会員

「晴れたらいいね」というタイトルは、「毎日が明るい日であればいいね」と思う気持ちと主催している文学賞の応募者に「あなたの作品が受賞できたらいいね」という思いを重ねたものです。

応募希望者は「応募希望者へ」と「大阪女性文芸賞」のカテゴリをごらんください。

おしゃべりと食べることお酒を飲むことが大好きです。
文学だけでなく歴史オタクでもあります。
どうぞよろしく。

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