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杉の割り箸

昨日2月8日、千葉に住む当協会の会員で前号まで何年間か選考会の模様をテープ起こししてくださっていた作家のN取二三江さんと奈良の近鉄大和八木駅で会って、近くの居酒屋とうどんやで飲んだり食べたりしました。
一年半ぶりの再会。
楽しい時間を過ごしました。

彼女は信仰で毎月のように奈良の三輪山を裸足で登拝しています。
居酒屋でアジの刺身を勧められたもので、「これから彼女三輪山へ登るで生ものはひかえなくては」と言ったらすかさず彼女「ええ、山ガールなんで」って笑いました。
思わず「ガール!(あつかましい)」と大きな声を出した私。
「あ、ガールでなく、山姥のほうね」わかっとります、と彼女。

でもあまりわかっとらんような…。
上記の会話のすぐ後で、
「このごろ年のせいか足が痛くて、歩くのが辛いのよ。人魚姫の気持ちがわかるわ」
と言うのですよ。
いくらなんでも姫はないだろうが。
人魚婆あというのもないけど(さっきの山姥というのはあるが)。

と、まあ、ボケと突っ込み。
しかしよく考えるとみんな幾つになっても気持ちだけは若いのよ。
時折鏡を見てあ~と思うけれど。
たぶんこういう気持ちのままこの先も年を重ねていくのでしょうね。

その居酒屋はとても庶民的な価格のお店だったのだけれど、驚いたのは「お箸」です。
箸立てに袋をかぶせていない裸の杉のお箸が無造作に入っていたのです。
すごい。さすがに大和国。
これは吉野の杉なのかしら。
そう言いながら、2人で感動してお箸を割りました。
とても贅沢な気分でした。

ところでその居酒屋を出た後で、〆におうどんでも食べましょうと、ごく近くの安いおうどんやさんへ入ったのですが、やはりそこでも同じように箸立てにぎっしり杉の箸が入っていました。
安くて味のよいうどん屋さんでした。
彼女が頼んだきざみうどんが450円、私が頼んだきつねうどんが500円。
きつねの揚げの味が甘すぎず、お出汁もおいしい、もう一度行きたいと思うほどのおうどんでした。
そういう庶民のお店で箸は杉箸。
大和八木駅周辺はみんなそうなのでしょうか。
ちょっと調査をしたいくらいの驚きです。

大阪ではこの頃割り箸が少なくなりました。
安いお店は使い捨てではない無印などで売っているような竹を圧縮したお箸だったり、プラスチックのお箸だったり。

しかし、あっという間に時間は経って、いろいろ話をしたものの、途中で話が別に移ったもので宙ぶらりんになったままの話やら、山ガールも人魚姫も、本当はどうでもいいことなのに、思い出すのはそんなバカバカしい、でも楽しい応酬だったり。
ともかく、そうして数日前から楽しみにしていた日は終りました。
さて、私は明日締め切りのコラムをこれからまとめます。


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テーマ : 日記
ジャンル : 小説・文学

プロフィール

尾川裕子

Author:尾川裕子
大阪女性文芸協会代表
日本文藝家協会会員

「晴れたらいいね」というタイトルは、「毎日が明るい日であればいいね」と思う気持ちと主催している文学賞の応募者に「あなたの作品が受賞できたらいいね」という思いを重ねたものです。

応募希望者は「応募希望者へ」と「大阪女性文芸賞」のカテゴリをごらんください。

おしゃべりと食べることお酒を飲むことが大好きです。
文学だけでなく歴史オタクでもあります。
どうぞよろしく。

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