我が家はおでん屋か?!

かなり久しぶりに家でおでんを作った。
27日水曜日に講座があるので、おでんを作っておくと便利や、と思ったので、まず前日の夜に。
(まず、なのである)

昔は私1人が夜に用事で出かける時はよくおでんを作り置いて出たのだけど、この頃はスーパーもコンビニも夜遅くまで開いていて、多少仕事で遅く帰ったとしても夫の1回分くらいの食事は夫が自分でお弁当や惣菜など調達できるようになったので、居酒屋で食べる1回分くらいのお金を置いておくほうが夫にしてもちょっとラッキー(居酒屋へ行ったつもりでその費用を趣味の釣りの費用にまわせますからね)という状態だし。

あと、おでんの1人分を真空パックされたものが低価格で売っていて、それも何かあった時(私の体調が悪くて料理ができないとか、あと一品何かないかという時)用に冷蔵庫で常備していたりしていて、それがなかなか出番が来なくて、ずっと賞味期限ギリギリまで冷蔵庫にあって、そろそろ食べなくてはという時に義務のように食べる──。

ということで、ともかく、ここしばらく5、6年以上我が家でおでんを作ってはいなかったのだ。
それが講座の前日に、急に前述のように思い立って、その日の夕飯を作る横で翌日用のおでんを作ったのである。

途中でちょっと味見をしてみたらこれがおいしい!
味見をしている私を見て、夫が「おれにもくれ」とノタマった。
まだすこし味がしみていないのもあるけれど、と言って出したら、食べる食べる、おかわりして、みるみる半分以上無くなってしまった。
小ぶりの卵6個、大根4切れ、ごぼう天7個、厚揚げ4個、小結しらたき6個、焼き豆腐4切れ。結び昆布6、7個。
それらのものがごそっと減った。
「ええやん、明日、外食したら」
と夫。翌日用のおでんはその日のメーンディッシュ化してしまった。
私も、明日は明日やとばかりに一緒に食べた。
我ながらおいしいおでんであった。

それからである。
今日の朝まで、今まで作らなかったことの反動のように、我が家は毎日古い出汁をリードクッキングペーパーで濾し、新しい出汁を注ぎ足し注ぎ足しして、新たに材料を入れ、あたかもおでん屋さんのように4日間、おでんの鍋がガスコンロに鎮座し、飽きもせずに朝晩それを二人で食べ続けたのだ。

しかし、いくらなんでも今日は出汁を捨てて、洋風の料理を作ります。
こんなことをしていたら、そのうちおでんを見るのも嫌になるかもしらんから、その前に。
(おでんさえあれば、他の料理は簡単でもよくて、ここ数日、楽やったわ~)
(今日の洋風の料理がポトフなんて、それだけはないな)
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テーマ : 日記
ジャンル : 小説・文学

講座スタート

今年の仕事始め。私の講座が今日からスタートしました。
今日は守口市西部公民館で「坂本龍馬」の第1回「若き日の龍馬」
2回シリーズなので、第1回目は龍馬の私生活。
育った環境と女性関係を中心に話しました。

定員は30名ですが申し込みは60人以上あったそうで、お部屋が60人までしか入らないのでお断りした方もあったという公民館の担当者のお話でした。
NHKの大河ドラマのお話は通常でも申し込みは多いのですが、やはり龍馬は特別人気があるのでしょうね。
今回の話は、近年の大河ドラマ「新撰組」や「功名が辻」、「篤姫」と重なる部分があってお話がしやすい。
来週は龍馬が中心になって歴史が動いていく、そのあたりのお話をします。

ところで、2月は同じ守口市の南部公民館で文学講座があります。

作家──その光と影
第1回 太宰 治  2月17日(水曜日)午後2時から
第2回 三島由紀夫 2月24日(水曜日)午後2時から
入場無料(守口市民+特別にFM-HANAKO受信できる地域の方) 
場所 守口市立南部公民館 守口市寺方元町4-7-6
               電話 06-6997-4120

書く方では昨年末に専門誌「鍼灸OSAKA」最新号が発売になっております。
そこで連載しているコラム・ブレイクタイムでは今回は「潔癖症の風呂嫌い」と題して森鷗外の話を書きました。
鷗外はお風呂はバイ菌がいっぱいだからと入浴もしない!? くらいの異常な潔癖症だったのですが、皮肉にも結核菌に侵されて死亡します。では結核はどこからうつされたのか(最初の妻がうつした説があるが、その件は謎が多い)、またその妻の話から、彼女と容貌を比較された(最初の妻は容貌が良くなかったので鷗外に愛されなかったと言われているのですが)彼の愛した「舞姫」のヒロイン・エリスのモデル女性はそんなに美しかったのだろうかという疑問。実はエリスのモデルらしき女性の写真を見たことがある鷗外の娘の杏奴は、鷗外の母親にどことなく似ていたというのです。鷗外はマザコンでしたから、杏奴は、心寂しかった外国で母に似た容貌の女性を愛したのではないかと推理しているのです。そんな話を書いています。
大きな書店で立ち読みでもしてください。

次回の分の原稿ももう提出済みです。
それは有吉佐和子のパプアニューギニアの奥地を探訪した顛末とその際にマラリアに感染し、その結果、東大の冷凍庫にアリヨシ株(この場合の株はタネということです)と命名された彼女の血液から採った貴重なマラリア原虫が保存されるに至ったというユニークな話を書いています。
題も「アリヨシ株」。
何のために彼女の血液にいたマラリア原虫が保存されたかというと、今から50年位前には、マラリアにわざわざ感染させて高熱を出させ熱に弱い梅毒のスピロヘータをやっつけて治すという恐ろしく野蛮な治療方法があったのだそうで、その治療のために、大切に保存されたというのです。
驚きますね。

それから昨年末にはもう一つ、東京の古書店・書肆「啓祐堂」さんのPR誌「黄金の馬車」の最新号が発行され、そこに「弁慶と牛若丸──物語の誕生を推理する(番外編)」と題した物を載せていただいております。これは連載で3回目の最終原稿になります。非売品で、東京の高輪にある洒落た古書店「啓祐堂」に行かなければ手に入らないかと思いますが…。

上記の掲載された物はどこかで手に取ることがあり、読んでいただけたらうれしいです。


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ジャンル : 学問・文化・芸術

冊子「鐘」制作は順調です

おかげさまで、第27回大阪女性文芸賞発表のための冊子「鐘22号」の制作は順調に進んでおります。

昨日最後のゲラを印刷所に渡しました。
2月25日発行です。

また贈呈式の準備も順調です。
贈呈式は3月6日(土曜日)午後1時~
場所は大阪弥生会館

案内状の発送は来週です。
(「贈呈式の案内状がまだ来ないのですが、私、会費を未納してるのでしょうか」という会員さんからのお電話が昨日ありましたが、大丈夫、まだどなたにも送っておりませんし、一年会費未納でもすぐに縁を切ったりなどいたしません。今から宛名印刷するところです)
会員さんどうしの交流の場にもなっていますので、楽しみになさっている方がおられるのです。
待っておられるのは主催者としてもうれしいです。
今年も賑やかだといいな。

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ジャンル : 小説・文学

15年前

今日は阪神淡路大震災の15年周年になる日

大阪女性文芸協会でもあの時は理事の半数が被害に遭いました。
とにかく神戸の友人知人の安否を確認できるまで何日も食事がろくにノドを通らなかったものでした。
怪我をしていたり、家が倒壊していたり、知人はそれぞれ大小被害には遭ってはいたものの、なんとかみんな生存していてほっとしましたが、それでも入る情報に胸がつぶれ、食事だけではなく、何ヶ月も欲しいものが無くなったことを思い出します。
大阪女性文芸賞の贈呈式も、式典やらパーティやらという感じではなく、1月に予定していたものが延期になって、翌年に第12回と第13回を合同で行いました。

その間に、この会の創立者で、以来12年代表と副代表をしてこられたT禰さんとT能さんが降り、世代交代するなど、協会内でも激動の一年でした。
私はT禰さんの説得で副代表を先に引き受け、パートナーになるべく代表はこの方に、と心で願ったM有子さんを説得するために、当時震災の被害に遭ったために大阪のホテル暮らしをしていたMさんに会いにホテルへ行って、長い間話し合い、引き受けてもらうことに成功したのでした。

あれから15年も経つのですね。
毎日が無事に過ぎていく幸せをつくづく感じます。

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ジャンル : 小説・文学

昨日色々な人からお祝のメールをいただきました。
ありがとうございます。
うれしかったです。

昨日はあれから梅田に行って、梅田大丸のアクアスキュータムの売り場へ直行して黒のダウンコートをゲット。
他をぐるっと回った後で、お茶が飲みたくなって、でもどこも並んでいた。
それでふと思い出して地下2Fの奥の果物売り場のそばにスタンドだけのケーキと喫茶のお店があったのを思い出してまたまた直行。ラッキーなことにそこでは座れました。
ロールケーキとコーヒーのセット600円を頼みました。
そこはケーキ一本を4つにしか切っていないので幅が太い。材料も吟味していているそうであっさりしていて美味しかった。コーヒーも。

で、3時半には電車に乗ってたそがれ前に帰宅しました。
夜は近所の板前割烹のお店へ夫と行ってそれもまた美味しかった~。

ということで、くるくるもむかむかもしないで、素晴らしい一日を過ごすことができました。

ところで、えべっさんというのは、色々な説があるけれど、だいたい意味するのは異界からよりついた神さまです。
海の向こうからこの土地に流れ着いたような。あるいは異型の。
詳しくはwiki←ここをクリック。
そういう稀なる寄り神を商売繁盛の神として大事にして賑やかに祀るというのがいかにも大阪ならではです。

転校が多かった友人の娘さんが一番緊張しないでクラスにとけ込めたのは大阪と言っていたことを思い出します。
私自身も北海道から寄り付いて、今やすっかり大阪のおばちゃん。
そういえば「えびす」は「夷」という字もあてられます。
夷とは古代に東北北海道にいた民・エミシもその字です。

やっぱりね。私は来るべくして大阪に来た「夷」さんだったのですね。うふふ。

テーマ : 日記
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プロフィール

尾川裕子

Author:尾川裕子
大阪女性文芸協会代表
日本文藝家協会会員

「晴れたらいいね」というタイトルは、「毎日が明るい日であればいいね」と思う気持ちと主催している文学賞の応募者に「あなたの作品が受賞できたらいいね」という思いを重ねたものです。

応募希望者は「応募希望者へ」と「大阪女性文芸賞」のカテゴリをごらんください。

おしゃべりと食べることお酒を飲むことが大好きです。
文学だけでなく歴史オタクでもあります。
どうぞよろしく。

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